宿泊日数と予約受付終了 / 開始日に関する制限を設定する方法
宿泊日数と予約受付終了 / 開始日に関する制限を設定することで、受け付ける予約についてより細かく管理することができます。これらを用いることで、貴施設が希望するよりも滞在期間の短い、または長い予約の受付を防いだり、一定よりも短い、または長いリードタイムでは予約できないようにしたりすることが可能です。
管理画面のカレンダーまたはPulseアプリを使用して、さまざまな種類の制限を追加、変更、削除できます。
本記事の内容
宿泊日数と予約受付終了 / 開始日に関する制限について
これらの制限は、貴施設のご希望に基づき、ユーザーからの予約を受け付ける際の条件を定めるものです。適用すると、ユーザーの検索条件が貴施設が設定した条件を満たす場合にのみ予約が可能となります。
最低宿泊日数の制限は、ユーザーが貴施設で予約できる最低宿泊日数を決定するものです。また「予約受付終了日」の制限では、ユーザーがチェックイン日のどれくらい前まで予約できるかを指定できます。
最低宿泊日数は最大31泊に設定することができます。たとえば、最低宿泊日数を3泊に設定した場合、ユーザーが1泊または2泊で検索した際の検索結果に貴施設は表示されません。
また、特定の日付がチェックイン日となる予約にのみ適用される宿泊日数の制限も設定可能です。こちらは、「到着日からの最低泊数」の制限と呼ばれます。
予約受付終了と予約受付開始の制限は、特定の客室または宿泊施設について、および特定の日付について設定することができます。弊社のシステムはチェックイン日の深夜24:00から逆算するため、チェックインまでの日数または時間数の両方で制限を設定できます。例えば、以下の通りに設定できます:
- ユーザーにチェックインの1日以上前に予約してほしい場合、予約受付終了日は1日前となります。したがって、弊社のシステムで「1D」と入力していただきます。
- チェックイン当日の18:00まで予約を許可したい場合、予約受付終了時間は6時間前となります(チェックイン当日の深夜24:00から逆算するため)。したがって、弊社のシステムで「6H」と入力していただきます。
- ユーザーにチェックインの3日と5時間以上前に予約してほしい場合、予約受付終了の制限は3日前となります。したがって、弊社のシステムで「3D5H」と入力していただきます。
- ユーザーにチェックインの11日以上前には予約してほしくない場合、予約受付開始日は10日前となります。したがって、弊社のシステムで「10D」と入力していただきます。
制限の設定が完了すると、ユーザーの検索日程が貴施設の設定条件にマッチしたときのみ、貴施設が検索結果に表示されるようになります。設定する制限が多いほど、貴施設が検索結果に表示されるユーザーの数は少なくなります。すべての制限の詳細については、以下をご覧ください。
次のセクションでは、上記の制限を設定できる方法について、管理画面でご利用いただくカレンダーの表示方法に応じてご説明します。
リスト表示のカレンダーで制限を管理する方法
リスト表示のカレンダーをお使いの場合、以下の方法で制限を修正したり、客室・料金に適用したりできます。
- 管理画面にログインします。
- 「料金・空室設定」または「カレンダー&料金設定」をクリックし、「カレンダー」をクリックします。
- 「カレンダー」ページ上部の日にち設定の横にある「制限」チェックボックスにチェックを入れるか、制限を設定する客室を検索し、客室料金の横にあるドロップダウン矢印をクリックしてすべての制限を表示します。
- 制限の行で、変更を行う日付を選択します。複数の日付を選択する場合は、制限を適用したい全日程に被るよう、青い長方形をドラッグします。「一括編集」ボタンで複数の日付について制限を変更することもできます。
- 「適用」のラジオボタンをクリックし、次に「保存」をクリックします。
リスト表示のカレンダーを使用する場合、宿泊日数と予約受付終了 / 開始日に関する次の制限を設定できます。
- 最低宿泊日数 – 2~31泊。ただし、デフォルトの宿泊日数制限(30泊)を変更することでこの日数を増やすことができます。変更するには、「宿泊施設」をクリックし、「ポリシー」を選択します。「30泊を超える滞在」を選択し、「編集」をクリックして最大45泊、60泊、75泊、90泊の予約を受け付けるかどうかを指定します。
- 最大宿泊日数 – 1~30泊。最低宿泊日数の場合と同じ手順でこの日数を増やすことができます。
- 予約受付終了日 – 1時間~360日。
- 予約受付開始日 – 1時間~360日。
月間表示のカレンダーで制限を管理する方法
月間表示でカレンダーをご利用になる場合は、予約受付終了日と最低宿泊日数の制限のみ設定可能となります。予約受付開始日と最大宿泊日数の制限を設定するには、リスト表示に切り替える必要があります。
月間表示のカレンダーをお使いの場合、以下の方法で制限を修正したり、客室・料金に適用したりできます。
- 管理画面にログインします。
- 「料金・空室設定」または「カレンダー&料金設定」をクリックし、「カレンダー」をクリックします。
- ページの右側にあるドロップダウンメニューをクリックし、「月間表示」を選択します。
- 変更したい日付を選択します。複数の日付を選択する場合は、制限を適用したい全日程に被るよう、青い長方形をドラッグします。
- ページ右側のパネルで、該当する料金プランを見つけ、「制限」をクリックします。
- 希望する最低宿泊日数と予約受付終了日を選択します。
- 最低宿泊日数の制限を解除する場合は、同じメニュー上で「1泊」を選択します。
- 最後に「保存」をクリックします。
月間表示のカレンダーを使用する場合、宿泊日数と予約受付終了 / 開始日に関する次の制限を設定できます。
- 最低宿泊日数 – 1~7泊
- 予約受付終了日 - 4時間~7日
月間表示のカレンダーは、コネクティビティ・プロバイダーと連携していないパートナー施設様のみが利用できます。コネクティビティ・プロバイダーと連携しているパートナー施設様は、プロバイダーのインターフェースから料金プラン、空室状況、制限を管理できます。コネクティビティ・プロバイダーについて詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
料金プランを使用して制限を管理する方法
料金プランをお使いの場合、以下の方法で既存の料金プランに制限を適用したり、編集したりできます。変更は予約受付中のすべての日付に適用されます。
- 管理画面にログインします。
- 「料金・空室設定」または「カレンダー&料金設定」をクリックし、「料金プラン」をクリックします。
- 変更する料金プランを選択します。
- プランのプレビューで、現在の制限を確認できます。
- 「編集」をクリックすると、選択した料金プランのページに移動します。
- 「最低宿泊日数」の横にある「編集」をクリックして宿泊日数を管理するか、「予約可能」をクリックして、ユーザーが何日前から予約できるかを設定します。
- 制限の編集が終了したら、「保存」をクリックします。
- 完了したら、「変更を適用」をクリックします。
Pulseで制限を管理する方法
Pulseアプリを使用して、予約受付終了日と最低宿泊日数の制限を管理することもできます。
対象の日が1日のみの場合は、以下の手順を実行します。
- Pulseアプリを開き、「空室状況」をタップします。
- 複数の宿泊施設をお持ちの場合、設定したい宿泊施設をタップします。
- カレンダー表示で日付を閲覧している場合、設定を行いたい客室タイプのカレンダーをタップして、日付を選択します。リスト表示で日付を閲覧している場合、設定を行いたい日付までスクロールし、客室タイプをタップします。
- 最低宿泊日数をタップし、制限を適用する泊数を指定します。
- 「予約受付終了日」の項目で、00:00から数えて何日前 / 何時間前まで予約を受け付けるか設定します。
- iOS版の場合は「保存」をタップし、Android版の場合はチェックマークをタップして保存します。
複数の日付に対して予約受付終了日を編集したり、客室・料金に適用したりする場合は、以下の手順を実行します。
- Pulseアプリを開き、「空室状況」をタップします。
- 複数の宿泊施設をお持ちの場合、設定したい宿泊施設をタップします。
- カレンダー表示で日付を閲覧している場合、設定を行いたい客室タイプのカレンダーをタップして、日付を選択します。リスト表示で日付を閲覧している場合、設定を行いたい日付までスクロールし、客室タイプをタップします。
- 「複数の日付を編集」をタップし、設定を変更したい期間を指定します。
- 「料金・制限」をタップします。
- 最低宿泊日数をタップし、制限を適用する泊数を入力します。
- 「予約受付終了日」の項目で、00:00から数えて何日前 / 何時間前まで予約を受け付けるか設定します。
- iOS版の場合は「保存」をタップし、Android版の場合はチェックマークをタップして保存します。
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